人間の証明

えー実は彼女がいます。
一見真面目でおとなしい、正に清純派AV女優な僕ですが
やるコトはやってるわけで。
お母さん汚れてごめんなさい。
あの日うるさいと言われたHなビデオの声は、
実はビデオじゃなくライブ中継だったわけで。
そのとき高校の制服を着てもらってたことも
今では甘酸っぱい青春の1ページ・・・

話がそれました。
今日は今の彼女(交際2ヵ月)のお話です。
27歳無職家事手伝いなそのコが、
めでたく就職しました。
近所にある 卵選別工場。 ただひたすら コンベアを流れる卵を、

A, 綺麗な卵

B. 糞が付いたものや形の悪い卵

C. 血卵(中に血が混じった物)

に選り分けるんだそうです。
常人には恐らく耐えられないであろう卵地獄。
が、彼女曰く
「これは天職だ」
正直ありえません。

彼女は新人だもので
一番簡単な 卵選別係。
血卵を見分けるのがなかなか難しいようです。
ですがご安心を、仮に彼女が血卵を見落としてしまったとしても
コンベアの先にはアノお方がいらっしゃいますから。

「血卵探知機」

・・・彼女必要なの?

でも、「血卵探知機」さんのが先輩ですからね。
かわいい新人後輩の面倒は先輩が見るわけですね。いい会社です。
ということは、彼女は選別工場ができた当時から働いている
「ベルトコンベア」さんよりも下っ端ということになるわけで。

彼女 < 血卵探知機主任 < べルトコンベア係長

という位置関係が出来上がるわけです。
彼女再び曰く、
「早く仕事覚えて、そのうちダンボールに詰める係りになりたい」
がんばれ!キミならきっとできる。

彼女 < 血卵探知機主任 < べルトコンベア係長 < ダンボール組立課長 < ダンボール詰部長

・・・・先は長いですね。

まぁでも、少しみんなと感性の違うコだから
アリなんだろう。
だって 「便秘がひどい」と言って
おかんちょうをした後
「・・お腹痛い」
と言って正露丸を飲むんだもの。


・・・・・出るわけないじゃない。


そんなメルヘンチックな彼女と
もうすぐ交際3ヵ月になります。
これからの僕たちを応援してください。